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中和の引き出し



中和の引き出し1

「芽吹」…それは命の輪廻、そして生物の本質。少しずつ、確実に進化を遂げながら、悠久の歴史を刻みます。永い歳月、人の生活はその自然の営みに多大な影響を受けながら、自ら幾つもの新しい文化を築いてきました。「印刷」というゼロからのものづくり文化は、未だ見ぬ期待感に胸踊るクリエイティブな作業。常にどんな「芽」が出せるか模索しつつ、人の感覚に「何か」を残すために新しい情報と表現方法を発見・発表していくのです。

共に考え、気付きから生まれる一歩先のトータルプロデュースが基本。
コミュニケーションの手段が多様化した社会で、印刷というメディアもまた、より自由で創造性の高い「質」が求められています。
お客様と目的意識を共有し、またこれから成すであろう業績を先に気付き、その目的を導き出すことも期待を形にする重要な仕事のひとつです。
目的、メディア、コストによるところの選択肢を広げ、さまざまな能動的提案と創造を生む…「中和」は、最新ハード技術と蓄積されたソフトウェア能力を活かし、印刷による流物以外のネットワーク媒体なども総合的な視野で同時制作をすることにより、あらゆるニーズに応えていきます。
芽吹
「芽吹」地球上の生命が新しい呼吸を奏で始める

中和の引き出し2

「青水」…その流動的な水は、はかり知れない神秘と何物にでも変幻自在な柔軟性が潜んでいます。個々に感じる「あお」には、反射による「青」、感覚的な「青」など、バリエーションがあります。人によって感じ方の違うモチーフを、自身の感覚的視点でどう表現するか。眼に見えない感覚を表現できるプロの力は最大限。置かれた状況により、計算された成果が日々違って完成します。無意識のうちに伝える巧みがそこにはあるのです。

情報ネットワークと頭脳労働生産力で、最新テクノロジーを活かした媒体戦術。
視野感覚伝達に至るまでの、調査、情報収集など、お客様のコマーシャル戦略に関わる あらゆる事柄を素早く感知し、的確な報告と提案を行います。
「中和」では、先進技術による高性能の最新設備と、そのシステムを最大限に運用できる組織力の上に個人のソフト能力とセンスが活かされています。五感に訴え得る表現力の高い印刷を目指して、これからの多彩な媒体戦略を考察し、説得力のあるデザインを制作しています。
打合せはセールスプロモーションの窓口。そこからユーザーの繁栄を有利に導く、ソリューションを提供します。
青水
「青水」生命を包み込む自由な青さを身につける。

中和の引き出し3

「根土」…根という植物の生命維持装置と、土という地球そのもの。両者の共存共栄のために、社会の一員である私たちにもできる事を考えます。気付かずに通り過ぎてきた月日の長さに思いを巡らせ、「今ある環境」の維持を意識します。地球規模で深刻化した環境重視の社会通念の中、産業各分野で森林資源保全や環境汚染問題に積極的に取り組む必要があります。「中和」は、生命と大地が共生できる環境づくりを模索し続けています。

DTPプリプレスから製品の仕上がりまで、「環境にやさしい印刷」を目指して。

「印刷」はここ数年来、飛躍的に変化をしています。プリプレス(印刷前工程)の段階ではDTPでの原稿作成からフィルム出力を省き、ダイレクトに印刷用刷版に焼付け出力(CTP)し、フィルムレスによる省資源・廃棄物削減の効果を発揮しています。合わせて※1ソイインキ(大豆油)や※2再生紙、※3非木材紙など、環境保全のための印刷材料を活用することで、限りある資源を有効活用した地球に優しいツール制作を目指すことが可能になりました。お客様にも環境への企業姿勢を伝える方法として使用をお勧めしています。

企業を、そして自然界を「プラス」にするテクノロジーを、私たちは推奨しているのです。

プリプレスシステム

根土
「根土」万物が還るところを忘れることなく。

ソイインキ※1[ソイインキ]インキの成分を植物性大豆油に替えたもの。有限資源である石油系溶剤を使用した従来のインキに比べ、揮発による大気汚染はなく、大豆油自体が生産資源であることから枯渇することもありません。有機溶剤を大幅に削減し、地球環境の保護に対応したインキです。

※2[再生紙]古紙が混入されている全ての用紙のことで、再生紙には必ず古紙の配合率が表記されています。

※3[非木材紙]木材パルプ以外の原料から作られた紙のことで、紙の強度・肌合い・印刷の仕上がりに個性があります。主な原料としてケナフ・バガス(さとうきびの搾りカス)・竹・コットンが挙げられ、それぞれ生産資源であることから、環境にやさしい性質を持っています。


中和の引き出し4

「氷下」…冷たく険しい氷の世界。私たちが目にする厳しさとのは逆に、その下には魚や植物など豊かな生命溢れる世界が広がっています。強固な「氷」は全てを呑み込むのではなく、形を変えて次期の生物の営みを見守ります。印刷に関わるマシンは氷のように形を変えることはできませんが、どれほど最新鋭であっても使うのは人。固いマシンを柔軟に操る能力が加われば、全てを受け止め、凝り固まった概念を打ち破る可能性を秘めています。

「美しいもの」はいつの時代も美しい。心を捉えるものづくりの姿勢を貫く。

印刷の鮮やかさ、力強さ、やさしさなど、視覚に訴える効果は、コンセプトによって違った効果を持たなければなりません。最終的にその微妙な感覚を表現するのは高性能の演算マシンよりも、さらに鋭い感覚を持つ人の眼です。どんな「効果」を狙うのか、最高水準の可能性を引き出す経験と能力を備えたスタッフの熱意は、いつも変わることはありません。製品が仕上がるまでの工程全てに色に対する厳しさとこだわりを持つことで、説得力や感動を生む美しい印刷が完成します。印刷の再現性を極限まで追求した技術力と、常に最高水準を求めるスタッフの感性が融合したシステム下での仕事こそが、中和クオリティです。

プリプレスシステム

氷下
「氷下」厳しさと包容力が同居した未来空間。